開始時間 21:44
個人経営は非常に厳しい時代に入っています。
そんな中でも、まだお菓子屋さんは可能性を秘めた業種ではあります。
理由は
・味でお客様を呼び込める
・SNSを有効に使えばお客様が来てくれる可能性が増える
・個人経営ならば、最悪自分の給料を削れば乗り越えられる
・個人事業主には青色申告をいう強い武器がある
こんな感じでしょうか。。
お店を長く続けていく秘訣。。参考にして下さい。
定休日はどのくらいあるのか?
お菓子屋さんは、年間を通じてイベントがあります。そのイベントがある前後は、どうしても営業しなければならない場合が多いです。
例えば、クリスマスなら12月23、24、25日が来客数は多いですね。
しかし、クリスマスケーキの予約は早ければ11月後半から、、12月10日を過ぎると、かなり増えてきます。それ以外も年末年始に向けての注文も入りやすい時期になります。そうすると12月は1日しか定休日が取れない場合があります。。
6月、10月、11月はあまりイベントが無いので毎週休みが取れます。
週に1度の定休日とすると、年間通じて365日÷7日=約52日は休みがあるはずなんですが・。。実際は40日あるか無いかです。
個人店になると、お客様の都合で定休日であっても注文を受ける時もあります。。
当店の場合は、定休日には時間を決めて朝の9時頃までに取りにきていただけるのであれば、泊まりで出かける場合以外は受けます。。
ですから、ゆっくり休める日は、とても少ないです。。
定休日は何をしているか?
季節にもよりますが、休みでしかできないことをします。。
部屋を整理整頓したり、プライビデオで映画を見たり、買い物に出かけたり。。
お菓子からは少し離れて気ままに過ごしています。。
時には自然と触れ合う。以前書いた自転車の記事はこちら
私の場合は自然と触れ合う時に、新たなアイデアが湧く時が多くあります。
たまには、車でひょいと遠出してみたりも。日帰りですけれど。
連休は、今は少し増やしています
・1月の成人の日の後
・5月のゴールデンウィークの後
・7月の後半
・8月のお盆期間の後
・11月の後半
この5回くらいでしょうか。。8月は3連休しますが、それ以外は連休のみ
まあ、連休といっても、大体はその前に休みを取らなかった分の補填ですけど。。
今は、しっかりと休みをとるお店も多くなりましたが、いまだに月1休みとか、年中無休とかもある世界です。
何故?定休日が少ないのか?
色々な考え方はあります
・1日でも休むとその日の売り上げが無くなるのが嫌だ
・借金があるのに休んではいられない
・あの店には負けられない
・休みの次の日に起動するのに労力が倍以上かかるから
確かに、連休などとる場合には、休み前の生産調整に苦労しますし、連休後の仕込む仕事が増えるので労力が普段の倍以上かかります
ですから年中無休で仕事を回しながら、交代で休みを取るという方法は、理解できます。。
しかし、それは、ある程度の従業員を抱えていないとできませんね。。
個人店では、常に自分が作らねば店が開店できません。
1年2年という短い間だけ、売り上げを増やすのならば、続くかもしれません、しかし一度起業して、自分の店を持てば自己管理の世界なんですね〜
休みを取る勇気が明日の繁栄につながる
26歳から始めて27年目の私の経験から言えること
休みを取る勇気を持て!です
上記に書いたような理由で、休みを取らないなんてことはやめた方がいいです。
若い間は、それでも頑張れるのでいいでしょうが、無理すると必ず皺寄せはきます。。
適度な仕事と適度な休み、難しいですが、このバランスが本当に大事です。
体を壊して入院なんてなってしまうと、お店の危機になります。。
疲れていると集中力が落ちて、大きな怪我に繋がります。
今のお客様は、定番の商品では飽き足らず、SNSなどで調べてきたケーキを作って欲しいとか、結構な無理難題を突きつけてきます。
全てに対応していると体が持ちませんし、後々の顧客にと思って無理をして作っても、そういうお客様は大抵、新しい店を探していく浮気性な方が多いです。。笑
まあ、これは私の技量が足りずに満足させてあげられなかったのが原因かもしれませんが。。。
大事なことは、ボーダーラインを決めて、これ以上は仕事を受けない!という部分を持ちましょう。という話です
休みを取る勇気!!声を大にして言いたいと思います。
年間通して売り上げを見ると、そう大きな差ではありませんし、顧客の方は休んでも見放したりはしませんから安心しましょう。
売り上げ=儲け は間違い
売り上げが落ちれば落ちるほど、休みを取るのが、もったいない”という気持ちになります。
しかし 売り上げ=儲け ではありません。。
例え1日、休まなかったとしても、その日の経費が大きくなれば、儲けは少なくなります。
光熱費、人件費、ロス、まで換算すると どうでしょうか??
繁盛店で売れて売れて、を繰り返しても、労働時間は増え、人件費は増え、支払う消費税、所得税が増え、
それに伴い、市県民税が増え、国民健康保険税が増え。。
人を雇うと、今はアルバイトであっても労働基準法は厳しくなっており、社会保険などへの加入も必要になったりしています。。
貯蓄をしても税率は0.002%
働けば働くほど儲かる。は今や幻想で、身を削らないと儲けはなかなか出ない時代です。
全てを子供に与えたくても、贈与税、相続税 上手い仕組みになっています。
ほどほどに稼いで、ほどほどに残す。ほどほどと言っても良い商品を作るのが前提ですよ。。
仕事だけで無く趣味も上手く楽しむ。。
自営業で一番の儲けは、自分で上手く時間を作れる事です
というわけで、合わせてこちらも読んでください
少しでも参考になることがあれば嬉しいです
それでは
UP時間 22:51
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