開始時間 20:29
高校3年生にとっては、将来を決める大事な季節になって来ています
お菓子屋さんを目指す方へ、何度か記事を書いて来ました
今日は、もう少し具体的に 専門学校にかかる金額や特徴を書いていきましょう
お名前.com
東京にあるお菓子の専門学校3校
今は、かなりの専門学校がありますが、将来、自分で開業される事を考えて選びました
・東京製菓
入学金 36万円
授業料 実習費 在学諸費用 その他含め
1年目 1909120円 2年目 1913600円
合計金額 4182720円
特徴 外来講師陣が多い・就職先が豊富 専門店 460社 製造業 2051社
実習時間 2436時間 講義時間 440時間
製菓衛生師受験資格が取得できる
流行の最先端の講師人+豊富な実習時間 授業料の高さはここにあるのだと感じます
・日本菓子専門学校
入学金 37万円
授業料 実習費 在学諸費用 その他含め
1年目 136万円 2年目 147万円
合計 320万円 欧州旅行積立は別
特徴 1テーブル3人制 1年時は和菓子40%洋菓子40%パン20%の割合で学ぶ
求人倍率 20.8倍 実習時間 洋菓子 1640時間
製菓衛生師受験資格が取得できる
基礎練習を重要視している 朝練 7:45〜 夕練 16:50まで
後継者育成を主眼に置いた、実践的な人材育成を目指す学校
・町田製菓専門学校(製菓衛生師科)
入学金 15万円
授業料 実習費 在学諸費用 その他含め
1年目 151万円 2年目 132万円
合計 298万円 その他教材費は別途(年度によって前後する)
分割納入あり (こちらだと4万円ほど総額が高くなります)
特徴 接客趣味レーション カフェ実習もあり
(造形デザイン・カラーコーディネート・インテリアコーディネート)のトータルコーディネートを学べる
求人 453社(2019年) 求人総数2250人(2019年)
製菓衛生師受験資格が取得できる 合格率99%(過去5年実績)
主に洋菓子実習が多いが 1年次は 和菓子とパン 2年時はパンも学ぶ
トータルでお店を営める事を主眼に教育カリキュラムを組んでいます
大阪にあるお菓子の専門学校
・辻製菓技術マネジメント学科
入学金 25万円
授業料 実習費 在学諸費用 その他含め
1年目 1756000円 2年目 1874000円
合計 379万円
特徴 1年次 実習 508時間 理論 148時間 教養 360時間
2年次 実習 480時間 理論 240時間 教養 152時間
技能+知識=技術 この考えのもと マネジメント論や高度製菓理論を学べる
製菓衛生師受験資格が取得できる
お菓子屋さんに限らず、幅広い人材育成を目標としている
フードコーディネーター / フードスタイリスト / 店舗プロデューサー / 商品開発 / 作家
フードライター / 出版・編集 / フードコンサルタント / 販売促進企画 など
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愛知県名古屋市にあるお菓子の専門学校
・名古屋製菓専門学校(洋菓子技術マイスター科)
入学金 20万円
授業料 実習費 在学諸費用 その他含め
1年目 127万円 2年目 138万円 その他 45000円
合計 2695000円 欧州研修旅行希望者は別途に積み立て
特徴 2年間で2400時間を超える圧倒的な授業時間数(70%が実習時間)
洋菓子に特化している デザイン・カラーコーディネイト・フランス語のカリキュラムがある
製菓衛生師受験資格が取得できる
あなたのサイトのURL、そろそろスリムにしませんか?
福岡県にあるお菓子の専門学校
・中村調理製菓専門学校(製菓技術科)
入学金 15万円
授業料 実習費 在学諸費用 その他含め
1年目 114万円 2年目 114万円 その他費用 154000円
合計 2434000円
特徴 フランス短期留学がある(希望人数制限あり)
総授業時間数 2160時間 実習時間 1680時間 品数 280種類
ケーキショップ実習(実際に販売する経験)
校外実習 8月に約10日 3月に約10日 実際のお店で働く
朝と放課後の自主練習時間がある
製菓衛生師受験資格が取得できるが授業内容には取り入れられていない
求人倍率 18倍以上

番外編 特徴のあるお菓子の専門学校
・国際製菓専門学校
東京都立川市にある学校です
入学金 20万円
授業料 実習費 在学諸費用 その他含め
1年目 138万円 2年目 154万円 +ヨーロッパ研修必須 34万円
合計 346万円
特徴 エコール・ルノートルの日本で唯一の姉妹校。現役講師がフランスから来日し、講義・実演を行います。
1テーブル3~4名の少人数制授業・実習授業の85%は国内外のトップクラスの講師の授業・授業終了後及び週末に自主練習ができる
レシピは全てがフランス語
ヨーロッパ研修がカリキュラムに含まれている
製菓衛生師受験資格が取得できる
洋菓子 2 和菓子 1 パン 1 の 割合での実習ができる
授業数は和洋パンがあるが、洋菓子が得意な雰囲気がする

まとめ
こうして調べてみると、かなり個性が現れています。
卒業までにかかる金額は、4年制大学と比較してもそれほど変わりません(医学系は除く)
主には実習にかかる材料費が大きいのですが、親としても負担はかなり大きいでしょう。
就職は、ほぼ100%ですので、そこは安心できますが、決して給料は高くありません。
ただし、自分でお店を営む限りでは、定年はありません、手に職があれば、食べることには困らないでしょう。
18歳で将来の選択をするのは、かなり難しいと思いますが、お菓子作りが好きならば、是非、お菓子の道へと進んで欲しいです。
少しでも参考になると嬉しいです。
それでは
UP時間 翌日 21:23

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