開始時間 20:55
各学校は夏休みに入りましたね。。進学校では夏期講習が盛んに行われていますし、受験生はすでにAO入試なども早い大学では行われる時期になりました。
今回は、大学受験に向けた親御さんへの心構えの参考になるような記事を書こうと思います。
親が考えておかなければいけない事
ご自分が受験をされた事がある方ならば、ある程度、わかることもあるでしょうが、自分は大学受験はしておらず、一人目の子供の受験ですと、わからない事だらけだと思います。。今は大学もたくさんありますので、どこかに入れればいいや。。そう思っている親御さんもいるかと思います。。しかし、そんなに簡単ではありません。。
目指すは、第一希望の大学です。。そのための応援と準備をしていきましょう。
最低でも第三希望までは受験を受ける覚悟で
指定校推薦で受験される方を除いては、ほとんどが最低でも3校の受験を勧められます、というよりも強制させられます。高校側が出す条件を受け入れないと調査書(受験に必要な書類)を書いてもらえません。
公募制推薦 一般入試 の場合には 第一希望に加え 第二希望 第三希望 までは確実に受ける準備をしていきましょう。(知り合いの方は5校受けて下さい)と言われたそうです。
必ず合格できる第三希望 同等より少し偏差値の低めの第二希望 こんな感じでしょうか。
日程も考えなければなりません。。第一希望が国公立でしたら 共通試験と2次試験の間が私立大学の入試期間になります。
学校でも指導はあると思いますが、第三希望大学の方が早い日程、第二希望は、できれば第三希望校の合格発表が終わった後の日程になればいいのですが、、なかなか、そう上手くはいかないもので、大体が重なります。合格が決まった場合でも第二希望の学校の合格発表の前までに入学金を納めなければならない場合も出てきます。
しっかりとスケジュール管理を親御さんがしてあげて下さい。本人は受験だけに集中できるようにです。
公募制推薦の場合も同じです。。日程 入学金の納入期限などはしっかりと調べておきましょう。。各大学のHPには必ず載っています。
最近は、ある程度の期間まで入学金を猶予してくれる大学もあります。そう多くはありませんが。。。そういう情報も仕入れて、第四、五の志望校にするのも良いでしょう。
必ず大学は見学に行きましょう
お忙しいとは思いますが、休みを利用して希望する大学を見学に行きましょう。ここ2年は新型コロナの影響でオープンキャンパスが開催されなかった大学が多いと思います。。HPでの写真と実際に見た場合とではかなり印象が違う場合があります。
見学に行くメリットとしては、周りの環境がわかる。大学の雰囲気が掴める。立地条件と使える交通機関がわかる。本人の意識が高まる
特に実家から離れて一人暮らしをする場所でしたら必ず見学はして下さい。。できれば第三希望の大学まで。。最低でも第二まではして欲しいです。
国公立の大学、特に地方は主要な駅から離れた場所が多いです。駅からバスが出ているとは思います。私学ですと独自でバスを運行していたりもします。細かいですが、実際に通う場合の事を想定してチェックを怠らずに。。
大学の見学も、守衛さんに言えば、外観程度は許してくれるはずです。運が良ければ大学の職員の方が案内してくれたりもします。。私立は一人の生徒でも貴重なので、この傾向が高いです。
私立大学の職員さんは、とても親切丁寧に案内して下さいますよ。。受験への心構えなども説いてくれたり、HPだけでは得られない貴重な情報をGET!できるチャンスです。。お子さんの志望校の順番も変わるかもしれません。。
公募制推薦を考えておられる方も同様です。。多くは私学になると思いますので、より大事なところです。。公募制推薦の場合には、学校側も高望みはさせてくれません。。同等の偏差値の大学を受ける確率も高いので、この場合は見学した雰囲気で、優先順位が変わる場合もあります。
志望校の入学金、授業料をチェックしておきましょう
先ほども書いたように、受験に合格した場合には入学金を納める必要が出てきます。。どの大学まで支払うのかは非常に悩ましいところです。。第五希望の大学にまで支払っておくのか?そこは捨てるのか? ここは日程も考えないとならず、複雑です。。その為にもしっかりとスケジュールをメモ帳に書き込んで、調整できるようにした準備をしておきましょう。。
授業料は入学する大学が決まってからでも間に合いますが、まずは、どの程度の金額がかかるのかは見ておきましょう。。そして奨学金を借りるのか、預貯金で大丈夫なのか。。心構えはしておくほうがいいですね。奨学金を借りる場合にも学生支援機構を使うのか。学校独自の奨学金を使うのか。。看護系ですと市や県の奨学金制度もあります。。もちろん地元への就職が条件ですが。。
受験料。。宿泊交通費もかなりの出費になります
こんなに苦労してまで大学に行かせるのか???と思う時もあるでしょうが、ご自分のお子様ですからね。。できる限り希望にそってあげられる努力はしたいものです。
この受験料と宿泊交通費もしっかりと予算組みしておきましょう。
特に宿泊交通費。。何校も受けるとなると、結構な費用です。親が付き添う場合は2人分ですからね。。日程や場所が離れていれば、その分が必要になります。。当日に出かける場合には、時間にかなりの余裕を持って出かけて下さいね、、交通機関は何が起こるかわかりません。。車で1〜2時間程度ならば、当日出かけるのも有りです。ホテルに泊まると普段とは違うので寝付きが悪くなったり、精神的に不安定になって、思うような力が出せない!なんて事もありますからね。お子さんの性格も考えて決めてあげましょう。。
宿泊の場合には、交通の便が良い場所にしましょう。。土地勘の無い場所で、電車やバスを間違えた、なんて事にならないように。。乗り換えが必要無いホテルに泊まるなど、考慮してあげましょう。
最悪の事を考えてあげられるのが親です
お子さんが将来、何を目指して大学に進むのか。そこはしっかりと聞いておきましょう。。
大学はお金はかかりますが、貴重な経験になります。。アルバイトをしたりサークル活動したりするのは、将来の就職への準備期間と考えましょう。必ず人間としての幅が広がります。。初任給や労働条件も大卒は違ってきます。
ですから、最悪全ての受験に失敗したとしても、諦めてはいけません。。
国立大学の 後期試験 公立大学の 中期試験 後期試験
私立大学の二次募集 まだまだ可能性はあります。
専門学校という選択肢もあります。。
ありとあらゆる事を想定して、提案してあげられるような準備を今からしておいて下さい。。
リストアップとスケジュール管理。。何回も経験する事ではありません、子供さんも必死に勉強を頑張っています。踏ん張ってあげて下さい。。
少しでもお役に立てる話があったなら嬉しいです。。
それでは。。
UP時間 22:24
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