開始時間 2021/9/25 21:46
秋の訪れと共に、お洒落が楽しめる季節になってきます
店頭でも冬のアウターが並び始める頃です。
私も50歳を過ぎて、子育ても一段落
さらには、株式の配当やコツコツと節税することで
使えるお金も少し増えてきたので、今年こそコートを買うぞ!
節税方法を知りたい方は↓
配当金で小遣い稼ぎを考えている方には↓
少しでも使えるお金が増えるのは生活を豊かにしてくれます
実際に購入したコートの画像を見せながら
大人の男なら持っておきたいコートを紹介していきましょう
トレンチコート
大人のオトコといえばトレンチコートでしょう!
これが着こなせるようになれば一人前です。
着こなしを学ぶには古いフランス映画などがオススメ
まだ白黒フィルムの時代の着こなしは参考になります。


トレンチコートの起源は第一次世界大戦のイギリス軍で、
寒冷な欧州での戦いに対応する防水型の軍用コートが求められたことから開発されたものである。
もっとも、その原型は既に1900年頃には考案されており、
第一次大戦での普及が、一般への広がりの契機となったとも見られる(Wikipediaより)
「トレンチ」の語源は戦時に掘る「塹壕」である。
大戦中に多く生じた泥濘地での塹壕戦で耐候性を発揮したことによる
平時のファッションとして着用されるようになってからも軍服としての名残を多く残しています
エポレットと呼ばれる肩にある部分は、水筒や双眼鏡や銃を吊り下げたり
階級章をつける場所でもあります。
また対戦中はここを持ち手にして
倒れた仲間を運ぶ際に使われたと言われています。

エポレットはこんな風になっています
英国は傘をさす習慣がない為、トレンチコートにはさまざまな仕掛けがあります
まずはこちら

雨が中に入り込まないように、背中をつたって流れやすいようになっています
さらに

手首にはストラップがあり、締めることで雨風が入りにくくできる
チンストラップは首元からの風を防ぎ、襟を立てることで雨が入り込むのを防げます。

裏地は取り外せるようになっており、春、秋、冬の始まりまで
かなり多くのシーズンで着用できます
バーバリー・アクアスキュータムの2社の製品が元祖と言われています。
ほとんどデザインも変わらない完成形です。
現行品もありますが、生地や縫製などはヴィンテージには敵いません。
当時の技術で作られているキャバジンは、なんともいえない風格があります。
アクアスキュータム
現行品 表地コットン100% made in England 定価220000円(税込)
ヴィンテージ コットン100% made in England 59900円(税込)ベルトに多少難あり anemone 参照
バーバリー
現行品 表示コットン100% 定価 297000円(税込)
ヴィンテージ コットン100% made in England 定価59900円(税込)多少難あり anemone 参照
古着の流通量も多いので入手しやすいですが
色、サイズなど自分の体に合う物に出会えるかどうかは運次第
出会いは大切にしましょう。
アウトレットでは2割引ほどで販売されています
ワンシーズン前の商品になるのですが
中のライナーの柄や色など、ほんの些細な部分ですので、こちらで入手するのもありでしょう。
着こなしのポイントは、腰のベルトを使いウエスト部分をギュッと絞ることで
ハイウエストで綺麗なシルエットになります
50歳を過ぎた本物の格好良さを追求しましょう
ステンカラーコート
ステンカラーは和製英語で、この綴りの英語は存在しない
「ステン」はフランス語のsoutien(支えるという意味)
英語のStand Fall Collar(立折襟)が由来とも言われている。
「ステンカラー」の要は、両用襟であること。第1ボタンを留めても、外しても着用可能である
ラグランスリーブでゆったりとした袖も特徴的です
刑事コロンボの「ピーターフォーク」が着用していたイメージが強い
実際に購入したコートの詳しい説明はこちらから↓
刑事コロンボになりきる為に購入したバーバリーのステンカラーコート 町田Jamで購入


着用した時のなんともいえないシルエットが素敵です。
後ろ姿には哀愁すら感じさせてくれます。
中年を過ぎたサラリーマンのイメージも強いですね、
ボタンが見えない仕立てになっているので落ち着いたイメージがあります。
私物ですが

こちらはカシミアになります、グッとイメージが変わります。
他にも、いろんな材質のコートがありますので、予算、デザイン、用途に応じて選ぶと良いでしょう

グレンフェル ウール100% イギリス製 デッドストック 価格 99900円 anemone 参照

バーバリー コットン100% イギリス製 古着 価格 59900円 anemone 参照

アクアスキュータム コットン100% イギリス製 古着ダメージ有り 価格 59990円 anemone 参照
ピーコート
19世紀末からイギリス海軍が艦上用の軍服として着用していたもの。
Pはオランダの衣服の「pij jekker」=「ラシャ(ウールの一種)のコート」
から由来したものが派生して「Pea Jaket」と言う
高密度なメルトン素材、風の侵入を防ぐ重厚な前立て
大ぶりな襟を立てると集音効果もある、艦上は風や機関音などで聞き取りが難しいのを補っている
右合わせ、左合わせの両方ができるのは、風向きにより変えられるように仕立てられている。
作業がし易いように短めの丈であるが、士官用は長めに作られていた。
現代はファッションシーンの一躍を担っており、幅広い年齢層で着用できるコートです。


きっちりとボタンを留めるのがピーコートが一番綺麗に見える着こなしです。
若者は、インナーを見せ、ボタンを留めない着こなしも似合いますね。
ピーコートはパンツの色や素材によって、表情が変わるのでお洒落の楽しみ方が選べます。
チノパン、ジーンズ、ウールパンツ、意外に合わせやすい感じがします。

こんな感じで着こなせたら素敵ですね。
古着では、ステンカラーやトレンチに比べると少ないですが
生地がしっかりしているので状態の良いものが多いです。
Anatomicaさんが作られたピーコートがヤフオクで出品されています。
元記事はこちら アナトミカ ピーコート
2016/9月の記事なのでおそらくその年に発売されたものでしょう。
アナトミカさんは企画も縫製もこだわりを持っていて品質は非常に良いです。
こちらから入手するという方法も有りなのでは?
マッキーノコート
おまけですが、少し珍しいアイテムを紹介します

マッキーノコートですアメリカ軍の士官クラスが着用していたと思われます。
40年代のヴィンテージ、ほぼデッドストックの状態の良いものです。
ショールカラーの襟はものすごい存在感があり、ダブルの合わせで生地の重厚感は半端ないです
この存在感は、おそらく現在では表現できないのではないでしょうか?
裏地は

TONYと名前が書かれています
80年ほど前の物とは、とても思えないほどです。

肩にあるワッペンが何を表すのか?詳しい方がいれば教えていただきたいです。
まとめ
秋から冬にかけて、お洒落が楽しい季節になります。
若い頃とは違い、落ち着いた雰囲気でのオシャレを楽しみたいものです。
背が高ければチェスターコートなどにもチャレンジしてみたいですが・・・・
軍服から、今の時代に受け継がれてきたコート
あなたがお似合いの1着に出会う、そんなヒントになれば嬉しいです。
こちらも併せてどうぞ↓
浅草にあるTheThree Robbersはヴィンテージとは少し違う服好きが集まるお店
TheThreeRobbers ベースボールキャップ WALK INN STUDIO!10周年コラボ企画
町田JAMヴィンテージショップ・バーバリーのステンカラーコート
それでは
UP時間 2021/9/26 22:28
リライト 2022/5/14 21:55
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