開始時間 20:53
先週の記事でiDeCo50歳からでもやるべきか
という記事を書き、その中で始める決断をした。。という事を断言しました。
ここで謝罪と訂正です。。
あれから1週間、色々と考えましたが、iDeCoには申し込みをしない!と決めました。
なぜ、そのように心変わりしたのかを解説していきます。
決して、ネタを増やすためではなく、あの時点では始めてみよう!と決断した事は間違いありません

iDeCoのデメリットが目立ってきた
私がもう少し若ければ、間違いなく始めていたはずです。あと10年若ければ。。
なぜならば、iDeCoの魅力は、税額控除と運用益に税金がかからないという2本立てです。
53歳から始めると、掛けられるのが60歳までで、6年程しかありません。
運用益を出すには、eMAXIS シリーズなどの投資ファンドを選ぶのが一番理想的です。
手数料が安く、長い目で見て右肩上がりのチャート。
これは過去のデータから20年間運用した場合には、利益が出る確率が非常に高い投資方法です
ですが、私が掛けられるのが6年、そうなると、リスク管理の面で、あまり適していないのでは?
と考えたのです。
ですから一つの柱である、税額控除の点ではメリットがありますが、運用益という面ではリスクが大きいと判断したのです。

iDeCoにかかる必要経費
これも資料をしっかり読むと、意外に経費がかかることが分かりました。
SBI証券では運営管理手数料は無料になります
しかし入会時に 国民年金基金連合会に 2829円
収納時1回につき 国民年金基金連合に 105円
事務委託先に 66円+66円の手数料がかかります
合計 1年目は 3792円になります。
控除が増えるので大した金額では無いと言われればそうなりますが、6年間の運用益の中では
負担もあると感じました。
給付の時にも年金のように受け取る場合には、その都度 440円の手数料がかかってきます
結構、頭を使わないと、難しい仕組みでもあります

53歳から始めるのなら 小規模企業共済が良いかも
小規模企業の経営者や役員の方が、廃業や退職時の生活資金などのために積み立てる「小規模企業共済制度」。掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットに加え、事業資金の借入れもできる、おトクで安心な小規模企業の経営者のための「退職金制度」です。
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 より抜粋
個人事業主、及び共同経営者(後継者)が加入できる制度です
加入条件を抜き出した画像がこちら

こちらは個人事業主と共同経営者(二人まで)が加入できる退職金制度のようなものです
これは何歳まででも掛けられますので、例えば私が53歳 70歳まで毎月2万円を積み立てた場合

このような感じになります、単純に掛け金と受け取る金額の差が 499600円になり
まとめてもらう場合には退職所得扱い
年金のように受け取る場合には公的年金等の雑所得扱いとなります。
しかも掛け金は全額、税額控除の対象になりますので、53歳過ぎにはこちらの方がリスクも
無いし、長く掛け金を払えれば運用益も増えるので、まあまあ、良いかなと感じております。
例えば奥さんが同じ従業員として働いていた場合には、多少の条件はありますが、加入対象になれる
場合が多いです。

ちなみに、問い合わせをしたところ、掛け持ちでパートやバイトをしていたとしても。70%以上の
労働証明があれば可能とのこと、詳しくは問い合わせをしてみてください
一番下の問い合わせからです、が、電話は繋がりにくいので、右の問い合わせフォームに
必要事項を記入して送信しておけば、翌営業日には電話を掛けてくれるはずです
私は金曜日の5時過ぎに送信して、月曜日の午後には電話がきました。

まとめ
iDeCoのメリットと考えていた問題が、小規模共済制度で全てクリアになりましたので、
こちらに加入しようと思います、掛け金も途中で変更はできますので、まずは無理のない金額
ご自分の収入と控除金額などを照らし合わせて、効率の良い節税で、元気に生きましょう!
知らないよりは知っておくことが大事。
少しは参考になったでしょうか??それでは
UP時間 21:53

コメント