開始時間 21：03
今日は仕事の合間に書くことができませんでした。
何を書こうかは考えていましたので、どのくらいで書けるのかの初実験です。
あくまでも自営業として、事業主になった立場からのお話です。
ケーキ屋（お菓子屋）さんのリアル
先日はお菓子屋さんになるための過程にはどのようなものがあるかを簡単に書きました。
そもそも、お菓子屋さんのリアルな実情を知る事は、今後ケーキの道に進むかどうかの参考になると思いますので
今日はそれを書いてこうと思います。
お名前.com
ケーキ屋さん（お菓子屋）は儲かるの？
売れれば儲かります！！
当たり前やん！と思うかもしれませんが、売り上げ＝儲け ではありません
売り上げから
家賃 人件費 原材料費 水道光熱費 広告費 リース料 その他経費
などを差し引いた金額が手元に残るお金になります
さらに、消費税（売り上げ1000万以上の場合申告が必要・開業から3年間は免除）事業税（これにはいろんな条件があります）所得税
などの税金
従業員、パート、アルバイトを雇う場合には、雇用保険や労災保険などの社会保険がかかります
人を雇うのには、かなりの経費がかかりますので、しっかりと計画的にしたほうが良いでしょう。
労働時間はどのくらい？
好きな時間に好きなだけ働けばいい
そうです、サラリーマンのように時間に縛られる事なく、自由に働けます。
例えば、金土日だけお店を開けて後は遊ぶ・・・・
なんて出来たら良いですよね。。
お客様の立場からしたら、どうなんでしょうか？
私は気が弱いので、週1回の定休日＋（ゴールデンウイーク後・夏季休暇は連休をとります）
定休日は月曜日に決まってはいますが 春、夏のお彼岸・お盆・バレンタイン・ホワイトデー・母の日・父の日・クリスマス
年末年始などのイベントなどで営業をする日もあるので、年間では50日程度の休みでしょうか。
それでは、朝は早いのでしょうか？
私のお店は元々が和菓子屋からスタートしていますので、その名残というか風習と言いましょうか
イベントがある時や繁忙期は4：30、少し余裕がある時でも5：30からの仕事です
まず最初に店頭に並べるケーキ作り。和菓子では朝生物（大福・団子・饅頭）
日持ちの短いお菓子を毎日作ります。
7：30くらいに朝食
その後は、焼き菓子やスポンジなどの焼き物を中心に日替わりでスケジュールを組んで仕込み
昼以降は仕込みの続きと、午前中に飛び込みで入った注文（デコレーションケーキなど）を製造や焼き菓子の包装など。。
その後は20：30までお店番をしながら雑用や私用。
こんな感じで1日が過ぎて行きます。
もちろん繁忙期は大変ですが、暇な時期もありますのでその辺は自分自身のサジ加減でできます。
これを聞くと、やっぱりケーキ屋（菓子屋）になるのは諦めよう！と思うでしょうが。
待ってください。
最初の方に書いたように自分自身の考え方次第なんです。。
身の丈に合う仕事量、営業時間、売り上げ。
古い考え方にとらわれずに、自分の道を開拓していく楽しみはあるのでは無いでしょうか？
新しいスタイルで大好きなケーキ作りを是非目指して欲しいものです。
私の例は典型的な労働生産力の低いやり方だと自負していますから・・・
本当に楽しいの？
仕事ですから楽しさ半分、苦しさ半分といったところでしょうか？
↑のように書きましたが、例えば夫婦でお店を営む場合
お互いがお店番ができれば、自由な時間は増えます。
お店を続けていれば忙しい時間、暇な時間、などわかって来ますので、仕込みなどが全て終わり
後はお店番だけならば、合間に買い物や美容院なども可能ですし、読書、ネットで映画やYouTube
なども見て過ごす事もできます。
ブログを書く事も・・・・笑
ケーキ屋（お菓子屋）さんになる為の条件
- お菓子を作るのが好き！な事
- 人に喜んでもらうのが とてつもなく嬉しい人
- 時間の管理が出来る人
- 結構お気楽な人
- 飽きずにコツコツ出来る人
■お名前.com
お菓子を作るのが好き！な事
ここが一番、大事なところですね、好きこそ物の上手なれ”と言いますが、まさにその通り。好きな事をやっている時って時間も忘れて無我夢中になりますよね？その感覚です。 仕事になると、毎日が楽しい！とは思えないですがね。。でも、夢を持って初められるかた！好きな事を仕事にして、お金を稼げるのなら、こんなにも素敵な仕事はありませんよね？
人に喜んでもらうのが、とてつもなく嬉しい人
レストランのシェフですと、リアルタイムでお客様の反応がわかりますよね。テイクアウトのケーキ屋さんは、その場での反応があまりありません。ですから孤独との戦いでもあるんです。。でもね？リピートしてくれたお客様から「このお菓子、美味しかったんですよ〜。今日はお友達の所に持っていってあげようと思って」なんて、言われると、もうやめられなくなりますね。 ご褒美にケーキを買いに来たおばあちゃんが、子供に手渡した時の嬉しそうな顔！ 喜んでもらえることが、仕事を続けられるパワーになるんですね。
時間の管理ができる人
個人事業主ですから、全ては自分が動かないと始まりません。毎日のオープン時間に合わせて、お菓子を作る。その為には何時に起きる。その為には何時に就寝する。飲み会などで遅くに帰宅しても、翌朝は変わらずに起きてお菓子を作る！
二日酔いでも、熱が少しくらい出ても。お客様の為には早起きしなければいけません。
体調を崩さずに管理するのも自分自身です。時間にルーズですと、信頼されるお店にはなれません。注文はお客様との約束ですからね、一度でも破ってしまうと、信用されなくなってしまうんです。
結構お気楽な人
サラリーマンと違い、毎月の収入が決まっているわけではありません、季節によって売り上げは変わりますし、資金繰りが苦しくなる時期もあったりします。 お客様からのクレームなども入ったりもします。。これは売れるぞ！と思ったケーキが期待外れだったりする事もあります。近くにライバル店ができて売り上げが落ちたり。。嬉しい時よりも落ち込むときの方が、圧倒的に多いです。。
全てを受け止めていると、身がもたないんですね。それぞれに分析と反省は必要ですが、ま、なんとかなるさ〜〜〜♪という開き直るというか、受け流すというか、明日に向かっていくぞ！！という前向きでお気楽な部分も必要なんです。。これが長く商売を続ける秘訣でもあるんですよね〜
飽きずにコツコツできる人
仕事なので、楽しんでやることも大事なんですが、人間ですからね、嫌になる時もありますね。 毎日同じ仕事を淡々と続ける作業も多いです。どんな気分の時でも、同じ作業の繰り返しでも、飽きずにコツコツ。飽きずにコツコツ、地道にできる方の方が長い道のりでは勝利すると思います。うさぎとカメの物語ですね。。瞬発力よりも持続力。。商売＝商い＝飽きない どんな仕事でもそうだと思いますが、1人で作業する事の方が多い個人事業主は、なおさら、この力が必要なんです。
ということで、後半は2021/8/20に追記しています
明日のパティシエ目指す方。応援します。質問があればこちらからどうぞ
できる限りお答えしたいと思います。それでは。
UP時間 22：03
コメント