アップルパイへの想い

甘いものの記憶

アップルパイへの想い

アップルパイへの想い

私が店のケーキを作るようになった頃・・・27歳の頃ですから、かれこれ30年以上は経ちました。 どうしてもアップルパイを店頭に出したい!! そんな気持ちで試行錯誤してきました。 私自身パイが好きなこともあり、少しでも多くの方に美味しさを知っていただきたいという思いでした。 使うリンゴの品種は紅玉が良いと言われますが、なかなか手に入りにくく単価も高めなので、悩んでいました。 幸いなことに妻のお母さんの実家がりんご農園を営んでいたので、直接お話を伺うことができたのです。 りんごも一つの品種が商品として並ぶのには数年かかる、その頃にはまた次の品種が出てきて、…などなど。一つの果物でも、そこまでのご苦労があることも感じました。 品種改良により、様々な品種が生まれては消えていっているという話も伺いました。 出回っている品種の中で比較的手に入れやすく、紅玉と同系列のものを選び今は使用しています。

加える砂糖の量やちょっとしたアイデアで酸味を残すこともできました。 特にこだわっているのは食感!これこそが新月堂のアップルパイに欠かせない特徴なのです。 パイ生地もフレッシュバター100%、風味も良いと思います。 パイ生地とりんごの食感のバランス。これこそが目指していた「アップルパイ」です! 始めの頃は売れ残ることも多かったのですが、今では「いつ頃から始まりますか?」とか丸ごとでの注文も入るようになり、ファン層が広まっていることを実感しています。 一つの商品を知ってもらい、ファンになってもらうには長い年月がかかるものです。 それでも作り続けてきてよかった!と心から思えます。

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