お菓子の作り方

マルシェで手作りお菓子を売るなら、これだけは書いて ― 個人販売者のための食品表示ガイド【2026年最新】

マルシェで手作りお菓子を包装して売る個人販売者のための食品表示ガイド。必須8項目、アレルギー表示(2026年義務化のカシューナッツ含む)、栄養成分表示、対面販売の免除ルールまで完全解説。
お菓子語り

糸寒天とひとつまみの塩 ― しんちゃんの水ようかん、明日から

明日、7月10日から、うちの水ようかんが店頭に並びます。糸寒天でしか出せない食感、ひとつまみのミネラル塩、夏こそ効く小豆の力 ― 一切れに込めた想いを綴りました。
お菓子語り

30cm特注ホールケーキ|特別な日のために、ひとつだけ作る

30cm——その大きさは、特別な日のサインです。注文を受けるとき、私はいつも、その向こうにある「大切な行事」を想像します。何十年に一度の節目、一生に一度の祝い事——そういう日のために、このサイズはあります。だから、ミスは許されません。旬のフ...
甘いものの記憶

「どんな顔で食べてくれるかな」——ケーキ屋の、暗いうちから始まる朝

おはようございます。今日は、私の「朝の一日」をのぞいてもらおうと思います。うちは自宅兼店舗。だから通勤時間はほぼゼロ——まあ、唯一のメリットかもしれませんね。外がまだ暗いうちから、そっと一日が始まります。まだ外が暗いうちに作業場の電気をつけ...
お菓子の作り方

大人気「サバラン」の秘密。職人がひとつずつ仕込む、ふっくら生地のひみつ

富士宮市青木の老舗・新月堂で、昔から変わらず愛されている洋菓子があります。洋酒の香りがふわりと広がる、大人のためのケーキ「サバラン」です。店頭でもよく「これ、どうやって作っているの?」と聞かれる一品。今回は、そのサバランの“土台”となるふっ...
お菓子の作り方

一枚ずつ、手焼きで。新月堂のどら焼きができるまで──弾力と厚みの秘密

創業六十年、富士宮の和菓子屋・新月堂。このたび、店のどら焼きができるまでの仕事を、一本の動画にまとめました。説明やナレーションは、あえて入れていません。卵を泡立てる音、生地が銅板に落ちる音、あんこをのせる手つき──職人の手の動きと、厨房の音...
甘い旅

常連さんに教わって、向島へ。二軒の老舗と、思わぬ出会いの一日

東京に出る用事があった日のこと。当店の常連さんに教えてもらった和菓子屋を、二軒、訪ねてみることにしました。「向島って、いいですよ。一度、行ってみてください」その一言を頼りに、車を走らせて、隅田川の方へと向かいました。一軒目──言問団子ふらっ...
甘いものの記憶

青島みかんを、和菓子に──ある方からの相談から、3年の物語

ある日のことだった。以前から知り合いだった一人の女性から、こんな話を聞いた。「ある事情があって、青島みかんの栽培を任されることになったんです」私が和洋菓子店を営んでいることを、彼女は知っていた。だから続けて、こうおっしゃった。「自分が育てた...
お菓子の作り方

63cmの木枠で焼く、新月堂のカステラ──朝霧の卵と牛乳で守る、60年の手仕事

工場の奥に、一辺63センチほどの大きな木枠がある。木の縁が深く焦げ色を帯び、長く使い込まれてきたことを物語っている。新月堂のカステラは、この木枠ひとつから焼き上げられる。カステラは、見た目はシンプルでも、作り手の腕がそのまま現れる和菓子だ。...
甘いものの記憶

60年、母から受け継いだ餡練り機——あんこに込めた、私のこだわり

工場の隅に、いつもその機械はある。深緑の鉄の体に、直径60センチの銅鍋。スイッチを入れると、ゆっくりと木のヘラが回り始める。60年、休むことなく動き続けてきた、新月堂の餡練り機だ。この機械の前に立つたびに、私は母の背中を思い出す。60年、動...