夏休みのお出かけを考えている方に、那須高原でぜひ立ち寄っていただきたい和カフェをご紹介します。スイーツを作る立場からしても、夏こそ和菓子。暑い季節に身体が求める甘さを、美味しいお菓子で補給していただきたいです。
雲IZU|あんみつと抹茶のセット
東北自動車道の那須インターチェンジを降り、料金所の先2つ目の信号を右折(1つ目は右折禁止なので注意)。そこから約2km・5分弱で到着します。進行方向右側、「お菓子の城 那須ハートランド」のすぐ先にあります。
住所:栃木県那須郡那須町高久乙1-3
TEL:0287-73-8828
営業時間:10:00〜16:30

注文したのは「あんみつと抹茶(天極)のセット」。思わずカメラを向けたくなる美しい一皿でした。

餡はもちろん自家製で、お豆もふっくらと丁寧に炊き上げられています。赤えんどう豆の皮が口に若干残るのはこの豆本来の特性で、プロの目から見ても上手く炊かれていると感じました。最中の皮はパリパリで、一つひとつ手を抜かずに作っているのが伝わってきます。寒天の量がもう少しあってもいいかなとは思いましたが、全体的に丁寧な仕事ぶりです。
セットの抹茶は2種類から選べます。今回は初心者向けという「天極(てんぎょく)」を注文しました。飲み慣れた抹茶とは一線を画す味わいで、自然な甘さがあり、飲み終わった後に口の奥からじわりと風味が広がる——初めての体験でした。店長さんが「抹茶を点てている時が一番幸せ」と言い切るほど抹茶への愛情が深く、常に研究と情報収集を欠かさないとのこと。その情熱が一杯に込められているように感じました。
たなびき羊羹と抹茶のセット

一緒に行った方が注文したのが「たなびき羊羹と抹茶のセット」。羊羹がここまでお洒落になるとは——目にした瞬間、思わず感嘆しました。
右側の「白雲」はミルクの風味が優しく引き立ち、後味もスッキリ。柚子の柑橘系の味ともよく合っていました。左側の「紫雲」は餡とチョコレートの組み合わせで、これほど相性が良いとは正直驚きでした。お菓子を作り続けてきた私でも衝撃を受けるほどです。セットの抹茶は「五十鈴(いすず)」で、飲み慣れた安定感のある味わい。羊羹の甘みにはこちらがよく合います。
「雲IZU」という名前の由来
同業者の強みを活かして、少しお話を伺うことができました。店名「雲IZU」は「くもいづる」から取ったそうです。このお店をプロデュースされた方が那須高原を見渡せる場所に立ったとき、高原から雲が湧き上がるイメージが浮かび「雲出る那須高原」という言葉が生まれ、そこから「雲IZU」という名前になったとのことです。
四季折々に移りゆく那須の風景をお菓子に反映させた看板商品が4つあるそうです。




まとめ
那須高原に立ち寄った際にぜひ訪れていただきたい和カフェ「雲IZU」をご紹介しました。落ち着いた雰囲気のカフェスペースで、平日の午前中は比較的ゆったりと過ごせます。季節限定のパフェやモンブランは大人気で行列ができることもあるそうです。
那須高原はお洒落なお店が多い観光地でもあります。スイーツ好きな方には特におすすめの場所です。お土産も充実していますので、次回はそちらも合わせてご紹介したいと思います。
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静岡県富士宮市青木で60年以上続く、地元に愛される和洋菓子の老舗です。
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営業時間:火〜日 8:00〜19:30(月曜定休)/住所:静岡県富士宮市青木325-12


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