ケーキ屋は結構重労働

ケーキ屋への道
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開始時間 20:42

将来のパティシエを目指す方にリアルな現況をお届けするシリーズ

今回は、特に最近増えてきた女性のパティシエを目指す、貴方に必見の記事になります

最後までお読みいただけると参考になると思います。

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材料を運ぶ力が必要です

華やかなケーキが並んでいるのを見て、あ〜〜将来こんなケーキを作れるようになりた〜〜い

そう思って、この道を目指そうとしている方も多いと思います。

その一つのケーキを作るには、涙ぐましい見えない所での仕事があるわけです。

ケーキの基本であるスポンジを焼くために必要な材料は??

即答できたら素晴らしい!

卵・砂糖・小麦粉(薄力粉)です。

この材料。ですが

(あくまでも当店を基準にしています)

卵は10Kgの箱で運ばれてきます。

砂糖はメーカーにもよりますが、以前はほとんどが30Kg 今は20Kgもあります

小麦粉(薄力粉)は25Kg

ピンときますか?この重さ?

女性がこれを持つには、結構しんどいです。

年を重ねるとしんどく感じる重さです。

材料屋さんが、運んではくれますが、いざ使うときに、使いやすい場所まで移動するのは

働いている人です。近くに倉庫があればいいですが、狭い仕事場などでは、少し離れた場所とか

2階にあるとか、不便な場所にあったりすると最悪です。

腰を痛めます。。

生地を持ち上げる力が必要です

スポンジの生地は、ある程度まとめて仕込みます。

大きなミキサーで卵と砂糖を混ぜてから泡立てていくわけです。

そして薄力粉を混ぜ合わせて作ります。

+店の方法で、そこにバターが入ったり、水飴、蜂蜜、他。。用途に合わせて入れますが

基本的には、卵、砂糖、薄力粉でできます。

それを泡立てるボウル。。イメージ湧きますかね?

20コート、30コート、40コート、50コート・・・・・

単位の呼び方ですが、20コートなら、まあ持ち上げて生地を型に流し込むのも慣れれば

それほど苦ではありません。

30コートになると、これはなかなか、力が必要です。コツだけではなんともならず、

基本的な腕の力が必要になります。

それ以上は経験がありませんが、持ち上げて流す方もいると聞いていますが、こうなると

小分けして柄杓などを使って流すのだと思います。

それでも、生地の入ったボウルを持ち上げて移動するには相当な力が必要になります。

そう、結構な重労働なんです。


火傷もします

生地を流し込んだら、オーブンに入れていきます。

1段、2段、3段あるオーブンもあります。

私は身長が低いので、2段目のオーブンで何度か、火傷しています。

入れる時にはまだいいのですが、焼き上げたスポンジを出す時ですね、少し奥の物を出す

時に手前の扉の角に、腕をあててしまう事が、よくあります。

そこは5cmほどの線が腕に描かれます。女性は特に注意が必要!!

跡が、まあまあ残りますからね〜

これを書きながら、自分の腕を眺めましたが、右腕にありました。

いつ火傷したかは?記憶にないほど前ですが、それでも残っています。

左腕には火傷痕はありません、かなりの年月を過ぎれば消えます。

大なり小なり火傷痕ができる覚悟は必要かと・・・・

手荒れにも注意が必要

夏場は、まだいいですが、冬場は、しもやけ、あかぎれに気をつけましょう。

特に洋菓子製造は、油脂分を扱うため、どうしても、湯、洗剤で洗わないとなりません。

洗浄機を使うお店も増えましたが、スペースが無かったりすると、全てが手洗い。

特に入ったばかりの頃は、洗い場が主な担当になります。

必要に応じて、手袋などを利用した方がいいでしょう、が、、これがなかなか難しくて

細かいものや、角の部分が洗えないんですよね。

洗い終わった後も、忙しいとは思いますが、しっかり手を拭いて、水分が残らないように

気をつけないと、すぐにしもやけになるよ。。

アドバイス

力仕事、火傷、手荒れ。

パティシエへの道を歩む、一つ目の障害です。

知らないよりは知っていた方が対応できるかな?と思い。簡単に書きました。

夢と希望が打ち砕かれないように、、心して業界に足を踏み入れてください。

独立した後でも、逃れることはできませんからね。

工夫をしながら、乗り越えてください。。

それでは、ここまでで。。

UP時間  21:32

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