新月堂

お菓子語り

パイシートをやめた日

3年前まで輸入のパイシートを使っていた菓子屋が、パイ生地を自分で仕込むようになった理由。職人は1から作れる、それでも仕入れる——作業性と効率、人件費と価格、そして従業員のこと。アップルパイ8本分の配合と工程つき。
甘いものの記憶

廃業が続くお菓子屋さん。今こそ立ち止まって考えてみました

材料も包装材も値上がりが続くなか、六十年続く富士宮の菓子屋が、品数の絞り方とロスの減らし方を書きました。
お菓子語り

しゃれて鱒|富士宮のニジマス菓子が、銘菓になりきれなかった話

ニジマスの形をした富士宮のお菓子「しゃれて鱒」。富士宮やきそばが全国区になった頃に生まれ、十店舗で作っていたものが、いまは三店舗に。作り手のひとりとして、正直に書きました。
甘いものの記憶

なぜYouTubeで、配合まで全部公開するのか

最近、よく聞かれるようになりました。「どうしてYouTubeを始めたんですか」菓子屋がカメラを回している。しかも、配合まで全部出している。不思議に思われるのだと思います。理由は、二つあります。一つは、単純な話です一度きりの人生だから。楽しそ...
お菓子の作り方

30年でたどり着いた、なめらかなカスタードプリンの作り方|職人が配合を全部公開します

店に貼ってある、手書きの紙新月堂のショーケースの上に、一枚の紙が貼ってあります。色々な種類や固さのぷりんを作って来たけれど、やっぱり心の底から あー美味しいなと感じるのは、昔なじみの "あの" ぷりん。そこに行きつくまでが大変だった。材料は...
お菓子語り

落雁の木型と、鯛と蛤の落雁|仏事だけではないお菓子の話

お彼岸やお盆に使う、いつのものか分からない落雁の木型。鯛や蛤、去年からはぶどうの落雁も作っています。富士宮の菓子屋が、飾ったあとに食べるお菓子の話を書きました。
お菓子の作り方

お盆・お彼岸のお供えに「花まんじゅう」|職人が一つずつ絵を描く、富士宮の和菓子

お盆が近づくと、お供え物を何にするか迷われる方は多いと思います。果物、お菓子、故人の好物。選び方はいろいろありますが、この時期になると新月堂の工房が色とりどりのお饅頭で埋まります。花まんじゅうです。赤、青、桃、緑。ひとつひとつ、職人が手で色...
お菓子の作り方

ふわふわしっとり。職人が教える手作りスポンジケーキのコツ|18cm丸型・動画付き

誕生日や記念日、ふとした日常のひとときに「手作りケーキを贈りたい」と思ったことはありませんか?でもいざ作ろうとすると、「スポンジがしぼんでしまった」「パサパサになってしまった」という経験がある方も多いのではないでしょうか。実は、スポンジケー...
お菓子語り

30cmの特注ホールケーキができるまで|スポンジは薄く2台で焼く理由

30cmの大きなホールケーキは、スポンジを薄く2台焼き、底板の上で組み立てます。サイドの絞りと旬のフルーツで仕上げる、特別な日のためのケーキの作り方。ご予約は10日ほど前までに。
甘いものの記憶

「どんな顔で食べてくれるかな」——ケーキ屋の、暗いうちから始まる朝

おはようございます。今日は、私の「朝の一日」をのぞいてもらおうと思います。うちは自宅兼店舗。だから通勤時間はほぼゼロ——まあ、唯一のメリットかもしれませんね。外がまだ暗いうちから、そっと一日が始まります。まだ外が暗いうちに作業場の電気をつけ...