ケーキショーケースを買い替えるお話 リアルに感じている事

お菓子語り

今回で3回目となるケーキショーケースの買い替えを行いました。お店の顔でもあるショーケースは、時に故障やトラブルに見舞われることもあります。現在買い替えを検討されているオーナーさん、これから新規開店を考えている方の参考になればと、実体験をもとにお伝えします。

買い替えの理由

当店のショーケースの変遷をまとめると、新装開店時の1代目はダイヤ冷機、2代目はアリガ、そして今回3代目はHOSAKA(ホサカ)になりました。

2代目のアリガ製品が10年を超えた頃から、正面のペアガラスが曇り始め、最終的にはお客様が顔を近づけて覗き込まないと中が見えないほどの状態になってしまいました。購入時にペアガラスのリスクについて説明はありませんでした。

ガラスだけを交換する見積もりは約86万円。高額ではありますが、ガラスを直しても冷却機械の寿命を考えると決断に迷いました。結果、撤去費用・運搬・設置込みで約240万円の新規買い替えを選びました。私は現在54歳。あと10年は頑張るつもりですので、思い切って決断しました。

撤去後の様子

現在はメーカーも在庫を持たず受注生産のため、納品まで約1ヶ月半かかりました。特に新規でお店を開く方に注意していただきたいのが設置場所です。室外機を屋外に設置する場合は配管工事が必要となり、後から移動することができません。設置場所は慎重に決めましょう。

13年分の埃が溜まっていました。また、お客様が小銭を落としてしまうことも多く、撤去後に1円・5円・10円・50円・100円玉合わせて900円ほどが出てきました(当店では落とした場合は自己申告で返金しています)。

底部を外した場所は普段ほぼ掃除できませんが、床の埃は水拭きするだけでかなり綺麗になります。

新しいショーケースの搬入

床の掃除が終わるといよいよ搬入です。作業員の方が慣れた手つきで手際よく設置していきました。並行して屋外では室外機の設置も進み、今回も三菱製の室外機が採用されました。

LEDライトが非常に美しく、ようやくお客様に不便をかけずに済むとほっとしました。設置後はガスの充填、ガス漏れチェック、電源配線を経て試運転。使用上の注意を確認して作業完了となりました。撤去から設置まで、トータル4時間半ほどで終わりました。

まとめ

ショーケースは高額な買い物ですが、費用対効果で考えると意外と合理的です。240万円を10年で割れば年間24万円、月々2万円。人件費と比べればコスパは十分だと思います。大きな設備投資には、こういった視点を持つことが大切です。

どのメーカーが良いかは一概には言えませんが、重要なポイントをいくつかまとめておきます。まず、設置場所は最初から慎重に決めること。室外機の配管は後から変更できません。次に、アフターサービスはあまり期待しすぎないこと。地元でメンテナンスできる業者を事前に探しておくか、同業者のネットワークを活用して情報を集めるのが確実です。そして、支払いは可能なら一括で。リースやローンは余計なコストがかかります。一括が難しければ頭金を多めに、ローン回数を少なめにするのがおすすめです。

高価な買い物ですから、悩んで当然です。同業者のリアルな声を参考にしながら、妥協せず納得のいく一台を選んでください。少しでも参考になれば嬉しいです。


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静岡県富士宮市青木で60年以上続く、地元に愛される和洋菓子の老舗です。

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